2023.8.25(金)~

肺炎 &左ヒジ化膿性滑液包炎


8月25日(金) 入院1日目

8月25日定例の内科診療の際、つい一言「最近痰が出るんですわ」と言っただけで
「ではCT を撮りましょう」で即入院。

思いもよらない結果となった。

8月26日(土) 入院2日目

入院2日目だ。
先ず疑われたコロナは幸い陰性だった。

土曜日とあってか病院機能は万全じゃない。   
例えばいつも飲んでる薬は全部取り上げて
「飲む薬は処方します」と言いながら、脳梗塞の薬とかヒジの腫れの薬とか出て来ない。
督促しても「待ってください」とだけ・・・
暇だから考えることなく、そればっかり考えてイライラする。

個室から4人部屋に移動。
大部屋の方が賑やかでいい。
・ 終日クスリですったもんだ。結局は自分持参の薬を飲むことになった。      血糖値=168・ 213 
       

8月27日(日) 入院3日目

今朝も薬がちゃんと出来ていない。
「もういいから」と自分持参の薬を飲むことにした
これなら従来通りの飲み方で明日の月曜日から病院の方もちゃんとやってくれるだろう。(期待)
 酸素吸入での飽和度測定➡        血糖値=168 ・198・ 218
         

8月28日(月) 入院4日目 

今朝食事前の血糖値=128、記憶の中では最高に素晴らしい数値!
昨日だったか218という数値があった。
理想は100未満だとか。

・ 脚の付け根の動脈血酸素=60とかなり低い、(基準値75~100のところ)   
・ ヒジの液20cc抜き取る     血糖値=125・171
今朝の朝食、パンと大根の煮物➡ 
   
 

8月29日(火) 入院5日目 

   今朝の血糖値=163。
今までの最高は218、最低は125。
少しはよくなっているのかな?
肺炎の方はまだ全く分からない。

隣のおっさん、ワタクシに「よう咳するなあ」と。
これは苦情なのか、お話なのか?

アンタには言われたくないわ、と思いながら「耳障りですんまへんなあ」ととりあえず謝る。
このお隣さん、半ボケの寝たきりで排泄、給食、吸引全て看護師にお任せのお手数老人、
人のこと言えるか! と思いながら~~

後でわかったことだが介護施設で転んで足を折ったらしい。
看護師との会話でそのように聞き取れた。
明日は我が身??
・ 14:00 過ぎ胸部CT検査。     血糖値=163・168 
    
 
8月30日(水) 入院6日目

・ 月曜日からヒジの薬フロモックスを止めたら(腎臓に良くないからと)、気のせいかまた熱が出て腫れが酷くなった。
  腰が痛い!歩くのが辛い。洗面所までも辛い。

・ 松田先生回診、CTの結果影が少し大きくなっている、と。
  クラミチア菌が疑われる
  ヒジの菌が回ったのかも知れない
  クラビットという薬で様子を見ましょう、と。  
 血糖値=155・162・180
 血中酸素飽和度測定➡   
 
8月31日(木) 入院7日目

昨夜は腰痛が厳しかった。
静かに寝ているのに痛い。
そういえば昼間も少し歩いただけで痛かった。
徐々に徐々に悪くなっていくのだろう。

9:35 松田先生回診。
「動脈の血、酸素が少ないですね、60しかありません」(基準値=75~100)
「炎症CRPが2.17 と高めです」(基準値=0~0.14)
「なんで入院したのでしょうね」
「私なら在宅外来で・・・」
「ヒジからバイキンが肺に富んだのか、その逆か分からないですね」と。
・ 飯田先生回診、ヒジの液10cc抜き取り
  このまま悪ければ来週月曜日に手術しましょう、と
  腰の方は私の方から紹介状を取り寄せましょう、と。
     血糖値=169・156・183
   

9月1日(金) 入院8日目 

 昨夜は隣のおっさん、ひと騒動あったね。
すったもんだの挙句、「晩ごはんはまだか?」「〇〇さん、なにいうてるの!今、夜中の3時やで」
昨夜に限ったことでなく、四六時中だ。まともな時もたまにはあるようだが・・・

・ 7:00 飯田先生回診    
  ヒジの腫れを確認して「幾分引いているようですね。週末まで様子を見ましょう」と。
・ 9:40 本田先生回診      血糖値=157・149・167 
 頭を使わずサクサク解けるのがいい➡  

9月2日(土) 入院9日目 

今朝の看護師の言葉。
「9月の声を聞いたら朝の明けるのが遅くなりましたよ」
病室のすりガラスの中では季節の変化が分からない。   
・ 17:00 恒例の彦八リモート飲み会、顔だけ見せてすぐ退出。       血糖値=152・167・143
植野君が送ってくれた斑鳩法起寺の朝景色➡   

9月3日 入院10日目 

・ 6:30 起床。

今朝は早くからひと騒動。
別の部屋から徘徊老人現る。
「ダメよ。そっちは人が寝てるから」とか
「ダメ!人のカーテン開けてわ」とか、朝のおしぼり配ってくれる人と大きな声で怒鳴りあっている。
病院でこうだから、施設の苦労が思いやられる。
植野君が送ってくれた斑鳩法起寺の朝景色➡     血糖値=147・180

9月4日 入院11日目 

   6:30 起床。
今日はヒジの腫れ、手術するかしないかの決断日。
大分腫れが引いたので、また「様子を見ましょう」となるんだろう。
それにしても長引いたもんだ。
・ 7:40 飯田先生回診
  「今日レントゲン撮って考えましょう」と。
  まだ先生は手術に躊躇している。
   
・ 10:40 河口先生回診「ヒジと腰のレントゲン撮りましょう」と。   
・ 13:00 腰痛のこと、飯田先生が近大病院へ紹介状を慰霊してもらってようで、オッ家内が取りに行ってくれた。  
・ 19:20 飯田先生、「手術の承諾書」     血糖値=154・164 
 病院の廊下より生駒山を望む➡

9月5日 入院12日目 

・ 5:30 無理やり起床させらる。
  10時頃手術とのことで採血・血圧測定ほか諸々の注意事項の説明を受ける。
     
・ 8:00 点滴。(ラクテック液 500ml)      
・ 9:40 麻酔、左腕に・・・手がシビレて来る、三角巾で腕を固定する。      
・ 10:30 手術開始、1時間前後で手術終了。
  終わった後で収穫物?を見せてもらったら、肉腫片2~3片( 2~3cm)。
  この10倍は取りましたよ、と。
     
・ オッ家内面会。
  飯田先生「オパルモ(血流をよくする薬)を処方しましょう。と。・・・これは腰痛のクスリ。
     
 左手感覚なく三角巾で吊るす➡  

9月6日 入院13日目
 
・ 1:45 飯田先生回診、包帯交換    
・ 13:00 CT検査、「息を吸って、止めて」を2回やるだけ。
  
検査室への前後、何人かの看護師が「あら、清水さん」と声をかけてくれる。
その1人はいつもの通院のときお世話になっている人、今1人は昨日腕の手術のとき飯田先生の助手をした人。
嬉しいね、自分の事を憶えてくれてるなんて。

  ある意味人気者だ。   
・ 17:00 松田先生回診。
  
・CT検査の結果“影” は少しずつ大きくなっている。
・その肺炎はアレルギーかウイルスかガン系なのか分からない(ガンではない)
・ヒジの薬のアレルギーも疑ったがそうでもなさそう。
・主治医として全くお手上げ、長期戦で行こうと思う。
・最悪、最終的には紹介状を書いて気管支に管を通しての検査になるか?(痛い、苦しい)

主治医がお手上げならばワタシは一体どうするの?

  
     血糖値=138・170・167
   
 
9月7日(木) 入院14日目

・ 朝腕を見るとなんだか腫れているようだ。
・ 9:20 本田先生回診、包帯交換。まだ血が出ている。
  切った後は7Cm位だ、と。
     血糖値=173・152
       

9月8日(金) 入院15日目

・ 6:00 起床、採血。いつもの倍の量。      
・  ヒジの病名を聞いたら「左肘化膿性滑液包炎」だと。      
・ 14:30 女医回診、包帯交換。     血糖値=147・152 
   

 

9月9日(土) 入院16日目・・・退院
 
   遂に入院半月が経った。
結局、そもそもの入院理由の肺炎に対して何の治療も無かった。
ワタシもいい加減痺れを切らして退院の申し出をした。
主治医の松田先生、「何も出来なくてすみません」と何度も平謝りに謝ってくれた。
「ことによったら近大呼吸器科への紹介状も考えましょう」と。
ということで、即退院となった。
・ 11:00 飯田先生回診、包帯交換。
  抜糸は10日から2週間程かかるだろう、と。
     
     血糖値=128・187
 ヒジからはまだ血が出ている➡