2020.9.19(土)~9.29(火)
鮮血便・憩室出血

2020.9.19(土) 

朝、7:30 少し便意(大)を催し起床した。
いつもは朝飯を食べたあとでないともよおさないのに・・・?
だいたいが便秘気味で酸化マグネシュームを服用しているくらいなのに・・・なんで今どき??

で、トイレに行くと(以下気持ちいい写真ではありません)
↓ 7:35

先ほどトイレに行ったと思ったのにまたすぐ↓ 7:45

しばらくしたら又催す↓ 8:00


日頃となにか変わったことをしたかと言えば
昨日、耳鼻咽喉科で「フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg」を飲んだだけ。
(これは鼻水症状を和らげる薬)

気持ちは動転! こんなこと初めて!!
どうするか?!

9:15 また、血便。
薬局で相談したところ、明日からお休みだから今日の内に病院へ行かれては、とのことで即近大病院へ(9:50)。
10:00 また、血便。

10:50 福永先生に診察を受ける。
お尻から何かを入れて見るともう血は出ていない。
「憩室から血が出たのかな?」

続いて血液検査・CTスキャンするもその結果
「特段問題はなさそうです。
当分このまま様子を見て異常があれば又来て下さい」と。

結局何もなかったし、なにもしなかった。
オーライなのでしょうが、なんだか不安な気持ちは変わらない。
当分安静にしているか!

14:40 便意を催し、またトイレ。
まだ少し赤い。

 

2020.9.20(日)

昨日のブログを見たB氏から「自分も2年前に同じ症状があった」という励ましメールを頂いた。
B氏の友達も同じ事があったけれど一時的な事のようであった、と。

で、ワタシもそう願って夕べは床に着いたのだが・・・
今朝、6:50 7:00 7:10 7:20 8:30 と立て続けにトイレへ






こんな事でワタシは定められた方向へ進んでいるんだ。
と悲観的に弱気になる。

9:15 9:24 また出た、色は同じ赤ワインの色。 


2020.9.21(月) 

9月20日に救急車で搬送して貰い入院して

9月21日も出血多量。1回目の内視鏡検査するも出血箇所不明
中量の出血。2回目の内視鏡検査で憩室はきれいなので痔核からの出血かとの疑い。
輸血を受ける。大量の出血。


2020.9.22(火) 

度々ふらつく。中量出血。
2回目の輸血3回目の内視鏡検査、出血箇所不明
3回目の輸血。21:00色なしウンチ出る。
感動、感激。看護師も喜んでくれた。

 

2020.9.23(水) 

採血の結果「昼メシから流動食にしましょう」と。
「週末には退院できるでしょう」と。

12:00味噌汁他流動物。13:00、13:40赤い便。

14:00内視鏡検査4回目。痛かった、苦しかった。
先生は必死で止血箇所を探している。でも苦しい。
「痛いか?痛いか?」と問われるも「あー」「ぐわー」「ぎゃー」と唸るのみ。

この内視鏡は大腸をグルーっと回って盲腸を過ぎ小腸のところで出血箇所判明。
「こんなところで出ていたんだ」との声が聞こえる。6箇所をクリップで止血。
その後レントゲンを受けCTを受け17:00 4回目の輸血。
 

2020.9.24(木) 

 看護師「お昼は流動食にしましょう」と。

9月24日 12:00 昼メシ。


12:45 黒っぽいウンチ、残血か?
16:25 尻の穴に指を入れ血の状況を見る。黄色、OKか?
18:00 夕食。


 
2020.9.25(金) 
9月25日 朝メシ。
8:00、 8:22 赤黒いウンチ2度。残血だろうと。

今晩の夕食より固形物ごはん。



2020.9.26(土) 

昨25日 15:00 F先生 S先生から今般の経過と今の状況をお聞きする。

原因は加齢
最初の3回の内視鏡検査では検査時点での出血がなく発見が遅れたが、
4回目で出血箇所を発見出来た、と。
部位は小腸のあたり
学会論文でも20例ほどしかない非常に珍しい事例だそうな。

「こんな処で出血してたんだ」という言葉が聞こえたのを覚えている。
今のところ血液量も元に戻りつつあり、順調だそうな。
「食事は流動食から徐々に固くしていき、月曜日まで様子を見て火曜日に退院予定でいきましょう」とのこと。

今後再発するようなことがあれば、今度はカテーテルか、手術ですね、と。
看護師の話では「優秀な先生」だそうな。
今後の余生慎重に生きよう。
↑ 出血箇所をクリップで6箇所止めてある。
クリップは1センチ足らずの大きさで治ればウンチと共に出るそうな。
 
 

2020.9.27(日) 
 

先日、従兄弟が亡くなった、と。81才。
肺ガンから脳に転移しての死亡らしい。
入院闘病中のワタクシには堪える滅入るニュースだ。
ましてや舌ガンのあと、転移を心配している身には・・・
↓ 今朝の生駒山



 2020.9.28(月)
 
小腸の出血部分をクリップで止めて、その後の経過を見るためウンチを待っていたが、
なかなか出てこず心配だった。
が、ついに昨日出てくれた。
普通の黄色いウンチ。 
これで安心して退院できる。
今朝6時半、採血。
その結果を見て退院判断。

昨日から部屋のメンバーが二人増えた。
一人は胃ガン患者。
内視鏡で切除する予定という。71才。


2020.9.29(火) 
 
今般の病名は「憩室出血」だと。
原因は加齢だそうで、今後も他にボロボロと破れてこないか心配だ。
ま、今日は素直に喜んで退院だ。

10:30 帰着。
我が家はやっぱり「いい!」。
帰り着くとヒガンバナが咲いていた。