2020.6.10~6.22
舌ガン 入院・手術
  2020.6.10(水)

13:10 ついに入院した。
部屋は5A16号。

看護士田矢さんの「早い発見だったから軽く済むでしょう」の言葉に気が落ち着いた。
16:00 おっ家内は帰った。
18:20 夕食。

 2020.6.11(木)

5:45 起床。
緊張していたからかあまり眠れなかった。
神経が細い。(太い神経売ってないか)
7:15 腹が減ってきた。食べ物は勿論、水も飲めない。
8:45 いよいよオペ開始。
血圧178、緊張の度合いが分かる。

10:45 終了。
術後の切り片。

切り取った後が痛い‼️
13:20 おっ家内は帰った。
14:00 着替え、水飲む、歩行訓練。
切った跡が痛い‼️血が出る❗
  
 
 2020.6.12(金)


入院してから随分経ったように思うがまだ3日目。
舌の痛み止めは点滴と飲み薬でやっているがそれでも痛い‼️
今朝の朝飯はお粥が少し固くなった。食えない。
 
 2020.6.13(土)

7:00 起床。
舌先が少し痺れている。
昨日から常時点滴がなくなり、時々の点滴に変わったので随分楽になった。
手術前は冗談で「ワタシは二枚舌だから一枚ぐらい切られても平気だ」とか言っていたが、痛い‼️

 2020.6.14(日)

6:15 起床。
夜中、隣のM氏(90台)洩らしたとかでナースを呼んで一騒動。
他何度も何度も呼びつける。その度看護師は優しく接している。職業とはいえ感心だ。

奥のA氏、この人は電話魔で困る。1時間以上平気でぶつぶつぶつぶつ話す、耳障りだ
自分が快方に向かっているから、周りが気になりだしたのかな?
 

 2020.6.15(月)

6日目 6:20 起床。
9:20 診察、
「順調に進んでいる、18日に抜糸しましょう」と。
「なん針縫ったんですか」「20針位です」と。
10:00 化膿止めの点滴が漏れた。
暇つぶしのためにオッ家内に数独を頼んで買ってきて貰った。
優しすぎず、難しすぎず・・・で 
 
 2020.6.16(火)

6:30 起床。
鏡で見ると大分腫れが引いている。
色も落ち着いてきた。痛みも随分楽だ。あと少し〰️〰️
  
 
 2020.6.17(水)


6:30 起床。
一時グンと痛さが引いてこりゃいいぞと思っていたが、その後は平行線のまま。

昨日から部屋が替わった。
外の緑が爽やかだ。 
 

13:00 岩本先生診察。
今晩からお粥に挑戦しましよう。と
今日で点滴はおしまい、明日から飲み薬に。
来週早々退院出来そうです、と。
 
 
 2020.6.18(木)

5:00 採血 7:00 起床。
今日は抜糸デー。
来週早々の退院予定なるももう少し早くならないか頼んで見よう。

腫れは随分引いたし、どす黒い色も落ち着いて来ている。
9:30 抜糸。一度に出来ずあとまた明日。
                       今日抜いた糸、↓
  
 2020.6.19(金) 

6:45 起床。雨。
昨日抜糸。一度で終わるかと思っていたら、一部だけ抜いて残りは今日になった。
そんなことで土曜日の退院をお願いしたところ「それは無理でしょう。来週になります」と。

そのうえ「内視鏡検査で食道-胃-大腸等を調べましよう」と。
食道-胃は胃カメラを口から入れて大腸は尻からカメラを入れます「上からと下からです」と
冗談みたいに言われて少し気が和む。

ということで25日(木)に下から、29(月)に上から検査、とウンもスンもなく敷かれたレールに乗せられてしまった。

いずれ終着駅は墓場なのだが不安と恐怖の途中駅停車はイヤだなあ~。

人生振り返って見ればいろんな場面で岐路があった。
右を取るか、左を取るか、行くか行かざるか、学業の決断、仕事の決断。振り返ったところ、
結果オーライだったかな?
 
今般のレールはたまたま入れ歯の調整から始まったもので自分の決断要素はほとんどない。
天が仕組んだレールだろう。---仕方ない。

10:00 抜糸。
「今日はこれだけにしましょう」と。
残りはまた明日。
  
 2020.6.20(土)

6:30 起床。
昨日は神経痛がチリチリと舌の先がピリピリと酷かった。
天候のせいかな?

9:30 診察。
抜糸を楽しみに診てもらったら「まだハレがあるので週明けにしましょう」と。 
退院はそのあとか?

18:00 夕食。大分メシらしくなった。
 

 2020.6.21(日)

6:25 起床。
今朝の舌の状況 ↓
痛みがかなり引いたのが嬉しい。
舌を口の中でコロコロ動かせるのが嬉しい。
10:00 回診。
明日最後の抜糸そして退院予定。
  
 
 2020.6.22(月)

6:25 起床。

7:30 朝食。試しに下の入れ歯を入れて食べてみたら即 ‘イタッ’と舌が当たったのですぐに外した。
まだ傷口は治っていない。

9:40 診察、抜糸完了。
次回は29日、胃カメラのあと、診察。
14:00 退院・帰宅。

入院当初から舌の先が痺れていたが、ここ2~3日の間にめっきりなくなった。
いつも舌の先が痺れているといや~な気分だが、気持ちいい。
 
 2020.6.24(水)

明日は大腸の内視鏡検査。
舌ガンが元で他所に転移していないか確認するため。
そのため、今日の昼飯・夕飯は ↓ の写真の「デリシア」なる物を食べる。 
 
そして今晩9時頃「下剤・ピコルスファート」をコップ1杯の水に薄めて飲む。
これで強制的にお腹の中を空っぽにして検査に臨むわけだ。 
 
 2020.6.25(木)

今日は午後から大腸の内視鏡検査
昨日の昼・夕飯はデリシアという検査用の軽い食事。
今日は朝昼絶食で ↓ 写真の「ニフレック」という腸管洗浄剤を飲む。
 
この2Lの洗浄剤を6時から8時までの2時間で飲みきりなさい と言うわけだ。

酒は若い頃1升(1.8L)を飲んだことあるが、水を2時間で2L飲むのははじめてだ。
どんなかなあ~~?
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朝、6時から8時にかけて“ニフレック”2Lを飲みきった。
その後10時まで立て続けにトイレに通うこと19回
忙しかったねえ~~

午後は3時から内視鏡本番。
ベッドの上に横たわり直径 1 Cm程の管を尻から入れる事約30分。
難儀やなあ、難儀やなあ」と検査技師の言葉が聞こえる。

あとで聞いたら、若い頃盲腸の手術をしたのだがその所為で腸が癒着している部分があり
そこを管がなかなか通らなかったらしい。

管を抜き取る時に撮影をしながら抜いていくそうな。
抜き取る時間は約10分。
全てで40分の検査であった。

あんまりやりたくない検査だなあ。

結果は7月10日に聞かせてもらえる。
 
  
 2020.6.29(月)

胃部内視鏡検査は

*9:40 ベッドに横たわる(病衣に着替えるのかなと思っていたが着替えなしで)
*点滴を始め、麻酔のドロップ様の物を舐め、喉にスプレーを掛け(これも麻酔)
*点滴で麻酔を始めると知らぬ間に内視鏡の経口挿入開始
眠っている間に検査は終わった(10~15分くらい)

結果は7月10日(金)に教えてもらえる。
 
 2020.7.9(木)

 ワタシの通っている近大奈良病院でコロナが発生したらしい。
看護師2名、患者1名とのこと。
その看護師は大阪のカラオケ店&飲食店に行ったらしい。
患者は看護師に移されたのかな?

自粛要請はされてない、個人の行動は自由だとは言え
看護師たるもの、自分の職業柄、立場を考えて良識のある行動をして欲しい。
(病院として勤務員にそういう指導は出来ないのかな?)

明日は待ちに待ったガンの転移についての結果発表をその近大病院へ聞きに行く。
コロナの世界へ飛び込むこの不安!
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11:20 近大より電話あり。
「ご存じの通りのコロナ発生で明日予定の検査は31日に延期します」と。
内視鏡の検査結果については
「胃に荒れは見られるも取りあえずガンは見られません」と。
ひとまず安心!